野津健司

元島根県立高校社会科教諭。定時制高校に勤務していた2008年に川口由一氏の自然農と出会い、その直後に発生したリーマン・ショックを契機に早期退職して、  西村和雄先生(京都大学農学博士)のご指導を受けながら、農薬や化学肥料を使わない農法を広める活動を始めた。

 「全国棚田百選」にも選ばれた美しい棚田のある島根県雲南市の山王寺で田圃や畑を借りて、島根県や松江市、雲南市、島根大学などと連携しながら「環境農業」の研究と普及、真菰(まこも)や紫菊芋の普及、耕作放棄地の活用、「半農半X」のモデル創りなどに取り組んでいる。

 現在は『出雲國(いずものくに)まこもの会』と『環境農業を広める会』の代表として、環境農業や真菰・紫菊芋の素晴らしさを広めるためにSNSを通じて情報発信したり、全国ツアーを実施したりしている。

なお、『出雲國まこもの会』では、出雲大社の本殿の注連縄用の真菰の葉や、   松江市の八重垣神社と売布神社の茅の輪用の真菰の葉を奉納しており、
さらに、野津は『出雲イセヒカリ会』の会員として、出雲大社と伊勢神宮と須我神社に「イセヒカリ」(お米)を奉納している。